昨年末に激痛に至った頸椎椎間板ヘルニア。このため2月頃に、ロンドンで行われる国際会議への参加を見送ったところ、イギリス人の友人から「知り合いが整形外科なので、意見を聞いてみる」とMRI写真を送ってくれました。そのイギリス人外科医は「私ならまずレーザーで手術する」との回答でした。
それでネットでレーザーによる手術を調べたのですが、信頼できる情報は全くありません。その時のかかりつけの先生は「手術すると傷は10cmくらい、入院は短くて1週間」と言われますし、脳脊髄液減少症の主治医の先生(脳神経外科なので、頸椎症も知見はある)も、手術はよほどのことがないと行わないと言われます。低侵襲手術を行うと書かれていた先生のクリニックに行っても「筋肉を傷つけますから、若い間は手術はしない方がいい」とのご意見でした。
どうにも納得がいかず、以後もレーザー、椎間板ヘルニアで検索し続けたところ、たまたま日本ではレーザーによる手術を行っていないだけで、他の国では切らないで済む手術として定着しているのではないかと考えるようになりました。例えば下記の病院など、韓国ではレーザーによる手術件数がこの病院だけで1000件以上あります。
http://en.wooridul.com/
以前にこのブログで、アメリカでは知られていない脳脊髄液減少症の手術を日本で受けて、学校生活に復帰できたアメリカの女子学生さんの例を紹介しました。同じように、外国では知られていることが、日本ではまだということもあって当然なのですが、何となく、日本は外科的な手術では先進国と同じレベルと思い込んでいました。イギリス人の友人にこの病院のURLを送って、信頼できそうか問い合わせました。信頼できそうだったら、韓国での手術も考えようかと思います。