脳脊髄液減少症でも障害年金を申請できるそうです

昨日・本日と、第11回脳脊髄液減少症研究会に参加して勉強させていただいています。昨日は「そもそも髄液がどこで作られどこで吸収されているのかがまだ分かっていない」との講演があり、日本ザルを使った実験が動画で紹介されていました。ある程度共通の症状を示す患者が多数いる以上、メカニズムが完全にクリアになる以前に症状を減らす方法の模索も必要で、脳脊髄液減少症というのはそういう段階にある病気なのだと感じました。
今日は患者団体の方から、「障害年金は保険適用の有無にかかわらず症状に対して承認されるので、脳脊髄液減少症患者でも申請できる」と紹介されていました。医師の方からも「出しても5,6回は突っ返されるが、その度に厚労省の担当者に電話してどこがいけないのか聞いて最終的には通っている。病名は脳脊髄液減少症と書いて大丈夫。」との発言がありました。一方で、保険適用でないと障害年金用の診断書は書けないと誤解している医師もおられるそうです。
弁護士の方が聴講されていて、お昼休みにお話をうかがいました。裁判で争いたいけど経費が心配という方は、弁護士経費が補償されている場合があるので、事故当時の自動車保険について保険会社に問い合わせてみれば、との提案をいただきました。参考にされてください。