新学期から専攻会議など、大学での一部業務をボイコットしています。理由は、学生の心身の安全に明らかに悪影響が及ぶことを、専攻が強行しようとしているからです。こういうことって、数の論理で決めていいものではないでしょう。
そしてきちんとした調査とそれに基づく対策を要求したところ、私が指導するはずだった修士1年の指導教員は、本人も望んでいないのに全く専門が違う教員に変更されました。熱心な学生さんで、12月から卒論と平行して修論の方針も何度も相談に来ていたのに、本当に気の毒です。仕方ないので、私の調査のボランティアとして一緒に調査しようかと話していたら、「自分を指導教員と認めて調査計画書を出さなければ、得られたデータを修論研究に使う事は認めない」と言われたとのこと。こうなるとイジメですね。学生イジメる教員て、何なんでしょうね。
5月1日までに私がボイコットをやめなければ、修士2年や博士3年の指導教員も変更するんだそうです。陸水学やってる教員って他にはいないのに、いったい学生さん達の今までの努力を何だと思っているんでしょうね。
ということで、入試説明会や入試業務もボイコットです。ここまで学生を軽視する専攻では、安心して指導できません。既に研究室訪問に来てくれた学生さん達もいるのですが、よそを受けて下さい。
(追伸)
個人個人はそれほど悪い人に見えないのに、狭い集団で閉じてしまうと、どうしてかくも非常識になるのでしょうね。本件についてはいろんな人に意見を聞きましたが、「それは集団でおかしい」で一致してました。