「これ、面白いですねぇ。女性と男性でこんなに違うんですね。」
保険の営業さんが開いたガン保険のパンフレットを見て、おもわず話し込んでしまいました。
「保険料がリスクを反映しているとすると、50代半ばまでは女性の方がリスク高いんですね。でもそのあとのリスクの上昇って、男性は女性の2倍以上ありそうですよ。」
私は表からグラフを想像することができるという特技(?)があって、頭の中で下記のグラフを見ながら話してました。
保険料表は6歳から始まっていて、男性1340円、女性1510円が24歳まで続きます。女性の方が少しリスクが高く、かつそのリスクは24歳まで変わらないようです。
女性の方が若干リスクが高い状態は50代まで続きますが、男性は急激にリスクが高まり、60代後半からは女性の2倍近いリスクになります。
表は74歳で終わっているのですが、女性の場合はこの年齢以降に、男性よりリスクが高くなる病気があります。認知症です。例えば下記のリンクに年代別・性別有病率のグラフがあります。
http://www.bri.niigata-u.ac.jp/~idenshi/research/ad_1.html
認知症もガン同様、今後は先進医療や自由医療の余地が増えてくると思います。それによって認知症保険ができたら、高齢女性の保険料は間違いなく男性より高くなりそうです。