辺野古埋め立ててジュゴンへの影響無いはずないじゃん

北限のジュゴンが住み、内湾性のサンゴ礁が広がる辺野古・大浦湾。そこを埋め立てて基地にすることで環境に影響がないはずはなく、21学会が影響評価の再検討を要望しているにも関わらず、何の救済措置もないままに埋め立てが進んでいます。
基地が必要だからと言って、影響評価を行わない理由にはなりません。きちんと評価しないと救済措置が取れません。ましてや、埋め立てるのに「影響はない」はずはありません。
そんな、国民をバカにしているかのような言い訳が国内では通用してきましたが、アメリカでは新基地建設は米文化財保護法(NHPA)に違反するとした訴訟に、「原告には訴訟を起こす資格(原告適格)があり、主張は政治的ではない」との指し戻し判決が出され、この問題の違法性が裁判で争われることになりました。
このたび、国防総省の違法性を訴えた原告団辺野古の視察に訪れ、実態調査を行いました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171130-00000017-ryu-oki
地元・沖縄でも、この裁判に期待を寄せているようです。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-622777.html
私自身は、この国の環境を守るために多くの方々が努力して成立した環境影響評価法をないがしろにした政府を、国民自らで正すことができず、外圧に頼らなければならない状況がとても残念です。