十六羅漢の読書像

松江では大橋川を挟んで北側にお城や武家屋敷などの観光名所が集中していますが、南側の松江駅周辺にも歩いて数分の所に「寺町」という寺が集中する区画があり、まるで京都を歩いているような感じです。
小泉八雲も寺町の散歩を楽しんだそうで、中でも龍昌寺の十六羅漢像を見るのが好きだったようです。門はいつでも開放されていて、いつジョギングに行っても見ることができます(無料です)。下の像なんて、なかなか味わい深いですね。

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下の像もいろいろ想像をたくましくさせてくれます。どうみてもかなりの高齢者ですが、読書をしているようです。老眼鏡がない時代によく高齢でも読めたなぁとか、とは言え腕を伸ばして読んでるから老眼にはなってたんだろうなぁ、とか。そう思って表情を見ると「う~ん、読みづら~い!老眼鏡が欲しい!」とつぶやいているように見えます(そんなわけないのですが)。

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