日本は首都直下地震でつぶれる

下記の記事、必読だと思いました。たとえば、
「南海トラフ地震のようなプレート型の大地震では、マグニチュード8以上で1分以上、9なら3分以上も強い揺れが続く。3分も強い揺れが続けば、どんな転倒防止をしっかりしていても大抵のものは倒れる。」

該当地域にお住まいの方は、特に寝室には背の高い家具を置かないのが無難そうです。

著者が最も主張したかったことは、下記だと思います。
「1894年から1895年まで続いた日清戦争で命を落とした日本兵は1万3300人。一方、戦勝ムードに包まれる中、翌年1896年の6月14日、戦勝パレードを全国的に行っていた夕方に明治三陸地震が発生し2万2000人の命が奪われた。こうした歴史を知らなければ災害文化は生まれない。
今、首都直下地震や南海トラフ地震起きれば、国がつぶれる。そんなことを言っても、皆本気で信じようとしない。目の前の河川が決壊するということすら、発生するまで誰も信じなかった。今こそ歴史が示してきたことに真摯に向き合い、災害文化を築いていく必要がある。」
現実には、首都直下地震が来るなど言ってほしくない人達が政治を動かしているように見えます。オリンピックもあり、東京に来る外国人を増やして儲けたいからでしょう。NHKが年末に「首都直下地震ウイーク」を設けて特集を組みましたが、スマホサイトは早々に消えました(他のは延々残っているのに)。東京が危ないと言ってもらっては困る勢力の圧力かな?と思っています。

NHK「体感 首都直下地震ウイーク」2019年12月1日〜12月8日放送

東大にはいくつかキャンパスがあり、私が勤める柏キャンパスは大学院しかないこともあって、学生がなかなか集まらないようです。でも通勤時間帯に直下型が起こり、ゼロメートル地帯のどこかの川の堤防が崩れて地下鉄が浸水したら、本郷や駒場に勤めている東大教員の少なからぬ人数が亡くなり、柏キャンパスでしかまともな教育ができなくなります。全然心配することはありません(ジョークです)。