ノルウエーのサーモン養殖場ではネオニコチノイドがまかれている

ノルウエーの養殖サーモンと言えば、大手スーパーがおいしさだけでなく安全性を強調して、他のサーモンより少しお高めな価格設定で販売しています。ふるさと納税でもノルウエーサーモンは人気が高く、私も取り寄せてみましたが、脂がのっていて、まぐろのトロが好きな方にはおいしいのではないかと思います。

ところが。。

ネオニコチノイドによって宍道湖のウナギとワカサギが激減したとの私のScience論文を読んだノルウエーの方が、「ノルウエーでは養殖サーモンの寄生虫予防として、海にイミダクロプリド(ネオニコチノイドの1種)を散布しているが、どう思うか?」と問い合わせてきました。それでなくてもEUはネオニコチノイドに厳しいのに、まさか海にまくなんてと信じがたかったのですが、法規制の文書など証拠をいろいろ送っていただきました。どうやら本当にまいているようです(まいていない養殖業者もいます)。

その実態が下記の本に書かれているそうです。私に問い合わせてきたのはDon Stanifordさんで、彼の章はPDFで送っていただきました。ご関心のある方はメールでリクエストください。