いくらなんでも。。

宍道湖ではネオニコチノイド使用によって動物プランクトンやオオユスリカなどの節足動物が激減し、これらを餌にしていたワカサギやウナギの漁獲量が激減したと、2019年にScience誌で発表しました。
これに対して島根県は「ワカサギが減ったのは夏季の高水温が原因」と主張していました。

9月15日に行われた島根県議会で漁師でもある県議員が「島根県水産試験場が高水温ではないと報告している。」と追究したところ、水質を担当している環境生活部長が、驚きの答弁をしていました。
「(この論文には)生物体内の農薬成分の残存濃度等のデータが示されていないことから、直接的な因果関係を示したものではない。」
ネットで様々な言いがかり(としか私には見えない)が書き込まれていますが、この答弁ほどヒドイのは初めてです。
部長の答弁は下記動画の39分20秒あたりからです。

島根県議会の中継-録画中継