初めてのハチミツ採取

今日はニホンミツバチの巣からハチミツを採ってみました。巣箱の天板を開けるためのドリル、蜂を風で追い払うためのウチワ、採った巣を入れる買い物籠と滴下するハチミツを受けるボールを用意。

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天板を開けると、直下の巣箱にぎっしりハチミツがつまってました。

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その下の巣箱にもぎっしり。色は天板直下のより濃い茶色です。欲張らずに、この巣箱からはハチミツは採らず、天板を打ち付けました。

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用意した籠には入りきらず、ボールや大皿を出してハチミツの入った巣を仮置きしました。

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数キログラムは取れそうだったので、金属製のザルを2つ供出、これがすっぽり入る器として、以前にアサザを栽培していた時に使っていたゴミ箱が物置にあるのを思い出し、乗せてみたらピッタリでした。このまま24時間放置して、ハチミツを滴下させて採取します。

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ここまでは順調だったのですが、巣箱に戻ったらもぬけの殻になってました。どうやら私がもたもた作業しているうちに女王蜂が不快に感じて脱走したようで、付近に団子状に群がってました。できる限りつかまえて巣に戻し、逃げないように巣門に網をつけました。

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明日、網を外してすぐ逃げるようなら、女王蜂を採り逃していたことになります。逃げていたら、今日は採らなかった2段目の巣箱のハチミツも採取して、来年3月まで養蜂はお休みです。田植え期を含む半年間観察して、少なくとも自宅から2km圏内ではミツバチの行動に影響が出るほどネオニコチノイドが使われていないことが確認できたので、たとえ逃げられていても初年度の成果としては満足です。