全く論文が出なかった!

2020年もそろそろ終わります。コロナによるテレワークで通勤時間が減った分、いつもより論文がたくさん書けると踏んでいたのですが、印刷になった査読付き論文はゼロという空前の事態となりました。
全く書いていないわけではないのですが、2本が主にアメリカの友人達と書いていて、コロナだ、大統領選だといろいろあって、ようやくそろそろ投稿です。
うち1本は著者総勢27名、4つのグループに分かれて底生緑藻の異常繁茂について議論した内容で、原稿は60頁を超える大著となってしまいました。昨年10月に3日間のワークショップを開いて議論の方向は固まっていたのですが、その後、ネット会議を数回開いてさらに議論を進めました。みながネット会議に慣れていたという、コロナならではの進め方でした。
私が筆頭でも1本書いて6月に投稿したのですが、別のジャーナルへの投稿を勧められてのリジェクトでした。すぐに再投稿すればよかったのですが、自宅の台所でエビで曝露実験しようと思い立ってしまったのと、学生の投稿のアシストで今に至るまで手つかずでした。
一方で、一般向け解説は9本書きました。うち7本が「つり人」の連載記事で、1月号はお休みし、最後の記事が2月号に掲載されます。

コロナの新規感染者は3月までは増え続け、早くて連休頃に終息に向かうと予想しています。まだ数ヶ月は通勤や会議出張しないで済む状況が続くハズですので、そろそろ本気出して論文書かないと、です(願わくは会議はコロナ後もオンラインで行ってほしいです。長野県のアセスメント委員会に出ると、数時間の会議のために終日つぶれます)。