鳥獣戯画のフィギュアが届きました。以来、仕事に疲れるとか、意味不明の対応をされるとか、ちょっと心を落ち着けたいときに眺めています。
もとの絵(下記、Wikipediaより)が素晴らしかったのも確かですが、それをこんな風に色づけして3次元にするには、技術の進歩に加えて、現時点では制作者のセンスも大きいと思います(作者は有名なフィギュア作家だそうです)。
なんてことをアメリカの友人にメールしたら、全く別のリアクションが来ました。
「本当に、3Dにするのは科学においても重要よね。知り合いがバイカル湖のデータを3Dで表したらどうかと考えていて、彼にあなたが送ってくれた写真、転送したわ。」
確かに。2次元の絵から3次元像を作る技術は、AIが発達すればかなりの部分自動化できるかもしれません。科学の成果を分かりやすく伝えるために、モダンテクノロジーで何ができるかは常に把握しておくべきなんだと、友人からのメールで思いました。