過去からも現在からも学べない国民性?

富士山噴火の被害を予測するハザードマップが17年ぶりに改定されました。

これまで溶岩流の到達が想定されていなかった神奈川県(相模原市と小田原市ほか5つの市と町)にも到達するおそれがあるとしています。
問題は、富士山が噴火したら溶岩だけでなく降灰も発生し、その影響は都内にも及ぶことです。2年前の今頃、そのシミュレーション結果が公表されましたが、どう対応するのか議論しているとの情報は入ってきません。

そんな中、浅間山の噴火警戒レベルが引き上げられました。浅間山の噴火も、江戸時代には甚大な影響を首都圏に与えています。

直下型地震、地盤沈下による洪水被害の深刻化、火山噴火。。。こんなにリスクが大きい低地に国の機能を集中させて平気でいる気が知れません。平安時代並の津波によって東北の太平洋側がどれだけ大変なことになったのか、思い知ったハズなのに。