50年以上前から指摘されていた、農薬と洗剤が環境に与える影響

日経サイエンス2015年2月号の記事です。サイエンティフィックアメリカンの過去の記事を紹介するコーナーです。
1965年、科学による技術革新の失敗例として「農薬と洗剤が、環境に与える影響が試験されないまま広範に使用されている。」と指摘、「地球全体が科学の実験施設と化している。」
それから50年以上経ち、洗剤にはマイクロカプセル入り香料まで入り、殺虫剤は世界的な昆虫減少の原因のひとつかもしれないとされるネオニコチノイドが飲用水からも検出されるくらいまきちらされています。
実験の影響をうけるのは、実は当の人間なのですが。

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