果樹も楽しくてラク

昨日は野菜の手抜き栽培をご紹介しましたが、果樹は基本的に種まきやら草採りやらがないので、もっとラクに楽しめます。コツは気候にあった品種、病虫害に強い品種を選ぶこと。私の庭だと、キーウイ・スダチ・アケビ・ラズベリーは無敵、キンカンとブルーベリーは鳥対策のみ必要と、手間いらずの果樹は意外とあります。

いろいろ植えてあると果物も自家製だけで何とかなるもので、イチゴがそろそろ終わる今頃は、梅とイチジクが旬になります。

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梅は花梅なのであまり実はなりませんが、黄色く熟した梅の香りと味は、ちょっと桃に似ておいしいです。イチジクは150gもあって食べ応え十分。

実はイチジク、10年前にも一度植えたのですが、1年目は熟した途端にヒヨドリに食べられ、2年目は網を張るなど対策をしたのですが、全く剪定せずに大きくなったところに台風が来て倒れてしまいました。数年前に二度目の挑戦で植えたときには近所のイチジク園で観察して、私の背丈以上に枝が伸びないように毎年枝を切り詰めればいいことに気づき、ラクに育てられるようになりました。

唯一の手間は鳥対策の袋がけ。イチジクには年2回も実がなる品種があって、ウチのがそれです。下の写真で袋の前に小さなイチジクが見えています。9月頃に食べ頃になる、イチジクの赤ちゃんです。

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