自著に知らされたジェネレーションギャップ

北京大を卒業後10月に研究生として来日するはずだった学生さんは、コロナのおかげでまだ入国できていません。そのためオンラインで指導しているのですが、先日、「 I'd like to read books on water ecology systems since I do not know many of the terms in Japanese or English, and I think it will be helpful for my survey. 」とメールしてきました。日本語もOKとあるので10月28日発行の拙著を紹介したものの、中国から日本の本を取り寄せると結構な負担になってしまわないかなぁ。。と心配していました。

翌日に返事が来て、
「I just bought the kindle version e-book on Amazon, and I think that's exactly what I want. Thank you very much!」
慌ててAmazonを見たら、確かにKindle版(電子書籍)というものがあって、しかも紙よりも安い!私は未だ電子書籍を買ったことがないのですけど、学生さんの世代はきっと、紙よりも電子書籍なんでしょうね。還暦を過ぎた身では、よほど気を引き締めないと社会の動きについていけなくなると思い知りました。