昨日は3年ぶりに本郷で「水圏環境学」を対面講義しました。
理学部から「今年度は原則対面」と言われていた為ですが、私の中国人留学生さんもまだ入国できておらず、せめてハイブリッドにしたらいいのにと思っていたら案の定のことが起こりました。
当日朝、受講を予定していたという日本人学生さんから「コロナに感染してしまったので、ハイブリッドにしていただけませんか?」とのメール。慌てて担当教務科さんに問い合わせたら、ハイブリッド用の機器は予約による貸し出しとのこと。即座には無理と断念しました。
また外国人学生さんから「大学のサイトで調べたけどZoomアドレスが見つからなかった。」と英語で問い合わせメール。「この講義は対面だけです。」とメールしたら、「私はまだ中国にいて入国できてないので、オンラインがないと受講できないです。」と、まさに私の留学生さんと同じケース。
第6波は下げ止まっていることもあり、ど~考えても原則ハイブリッドにして、留学生がほぼ入国できて、若者の感染が下がってから完全オンラインにすべきだったと思うのですが。なぜ3月初めの時点から「原則オンライン」と決めたのでしょうね。文科省からの圧力に理学部も逆らえなかったということなんでしょうか(その文科省がどこまで合理的に判断できる集団かどうかは過去の事例からわかりそうなものですけど、独法化しちゃったから逆らえないんでしょうね)。