私は大阪出身で、日常はかなり意識して標準語を話しています。特に講義で漫才と思われたら大変なので、標準語からそれないよう気を遣っています。ところが最初の学生に「ピアノ」のイントネーションで関西人と見破られ、以来、講演が録音・録画されていたら、どっかでまずってないか点検するためコピーを頂いて来ました。
昨日、10月に鳥取で取材されたときのYouTubeのURLを教えてもらい音声を録音。それをHDに格納するついでに過去の録音を再生したら、2017年までの声と比べて2019年の声はかなり低くなっていました。
それはちょうど、本郷の講義の後に喉が痛くて声が出なくなった頃です。ヤバイのでボイストレーニングを受けようかと探したら結構お高く、一方でコーラスレッスンは一般的な為かリーゾナブルな価格だったので、月2回、歌の教室に通うことにしました。それでも若い頃には出ていた高音が全く出ず、レッスン後は喉が痛い状態が続いています。先生からは声の出し方を変えれば痛まないと言われるのですが、未だ体得できてません。
筋肉はトレーニングでこの歳でもまだ向上できると実感していますが、声老けは一般人にはど~しようもないのかもしれません。せめて3年後の定年までは講義中に声が出なくならないようにと祈るばかりです。。