温度感覚

ヒトは高齢になると温度感覚が鈍るそうです(たとえば「高齢者 温度感覚」で検索するといろいろヒットします)。父親も80歳を過ぎた頃から暑さ寒さを感じなくなり、氷点下の朝でも、自分からは散歩時に手袋や帽子などをつけようとしませんでした。
うちの柴犬は11歳で、ヒトだと60歳相当です。今年の冬になって初めて、日中は陽差しを求めて異動するようになりました。
午前は日がそれほど高くないので、部屋の中まで光が届きます。その方向に合わせて寝転んでいます。

正午になると光は窓際にしか届きません。窓枠に沿って寝ています。

14時過ぎになるとお隣のアパートで遮られて、光が入らなくなります。そうなると諦めてソファの定位置で過ごすようになります。

老化で筋肉が減ったことで、体温維持機能が低下したのかもしれません。
あと何年かしてこういった行動が見られなくなったら、父親同様、温度感覚まで鈍ったということでしょう。そうなった場合、散歩時には服を着せた方がよいのかなど、いろいろ迷いそうです。