高齢者を狙った連続強盗

昨日、狛江市で起きた強盗殺人事件が様々なメディアで取り上げられています。一部のメディアは「犯人グループはカネを持っているか予め調べ、現場の下調べもしている。」との識者(?)のコメントを流していました。
14日には茨城県2ヶ所で、狛江市と似た手口の強盗事件が起こっています。うち1ヶ所は、私が住んでいるつくば市でした。

テレビでは狛江市の事件現場の住民が「怖い。」と口を揃えていましたが、狛江市に関わらず、首都圏のどこででも起こる可能性があります。
もっと困惑するのは、犯人グループがどのような情報を元に「カネを持っている」と判断しているのか分からないことです。上記ニュースにあるように、茨城県龍ケ崎市で襲われたお宅から奪われたのは、現金2万5000円だけです。2万5000円を大金だと思って襲ったわけではないでしょうから、犯人グループの情報ソースは相当いい加減な可能性があります(=うちは現金や高価なものないし買ってもいないから安心、とは言えない)。
一刻も早く犯人グループを逮捕してほしいですが、狛江市の事件は、千葉県の事件で逮捕された犯人の携帯電話から、このお宅がターゲットとの情報が残っていて千葉県警が情報提供したと報道されています。

次のターゲット指示を見たらすぐ消去するよう、首謀者から指導されていなかったようです。先述の「金持ち情報が不確か」なことなど、この犯人グループはやり口に洗練感が無く、同レベルの模倣は簡単にできそうです。今回の一連の犯罪の犯人が捕まったら厳罰に処すことで、模倣犯の増殖を防いでほしいと思います。