2月6日未明にトルコで起こった地震では、死者が28000人を超える可能性があるとWHOが警告しているそうです。
なぜそれほど大きな被害になったのか。
トルコは日本同様に地震が多い国ですが、今回地震があった地域は200年以上大きな地震がなく、建物の耐震性が十分ではなかったとのことです。
上記記事にある写真では、損壊したビルにSUZUKIのロゴが映っていました。地震が多い日本の企業でも、耐震性などのリスク管理は必ずしも十分ではなかったようです。
不幸中の幸いなのかニュースで流していないだけなのか分かりませんが、いまのところ火災に関する報道は見ていません。阪神淡路大震災も未明に起こったのですが、地震後に285件の火災が起こったそうです。
阪神・淡路大震災教訓情報資料集【04】火災の発生と延焼拡大 : 防災情報のページ - 内閣府
注目すべきは、出火原因の判明した火災において最も多かったのは電気機器等の関連する火災だったことです。「地震が起こったら慌てず、コンロの火を消しましょう。」はよく聞きますけれど、いわゆる通電火災ではない、地震直後になぜ電気火災が発生するのかは、上記サイトを読んでもよくわかりません。今回のトルコの被災地でも電気は使っていたと思いますので、火災が起こっていないようでしたら、日本とトルコで何が違うのか知りたいところです。