明日の予想最高気温は26℃とまだ平年より高いですが、夜は10℃近くまで冷え込むことから水温はかなり下がっただろうと、アメリカザリガニ探しに行きました。
宍塚大池で毎日散歩に来るという方に尋ねたところ、
「そう言えば今年はまだみていない。」
バス釣りの方も見ていないとのこと。
池や用水路に鋏など死体はありましたが、歩いている個体は皆無でした。
花室川左岸の水田の用水路も、八坂神社西側の用水路も歩きましたが、いずれも写真のように鋏などの死体だけで、生きた個体は見ませんでした(八坂神社西側用水路で撮影)。
いることは確かですが、かつてのように「1mに○個体」と数えられるほどはいないようです。
宍塚大池では「去年はあそこ(私がレンコンで実験をした場所)でザリガニ釣りをした。」との証言があり、私が実験した2021年も岸を見たら数個体は目に入りました。今年になって急に減ったということでしょうか。宍塚大池は農薬の流入がまず無い水域なので、今年減ったとしたら猛暑の影響かもしれません。
一方、花室川の水田や八坂神社付近の水田の用水路には農薬が流れているので、もっと以前から減っていた可能性があります。
普通にいる生物でも、現状を記録しとかないと変化が分からない一例ですね(ネオニコで減ったと言われるアカトンボでも、記録があるのは富山くらいというように)。とは言え、既に「減っている」と言われるスズメでさえ、自宅庭にはあまりにも普通にいて、どう記録すればやらです。