秋がなくて冬

先週の木曜日は11月にしては暖かく、ジョギングは半袖半ズボンでした。金・土と福岡県に出張していて、土曜夜に帰宅。ちょっと冷えると思ったら、日曜は雨で一気に冬になった感じでした。
今日はテレワークで、昼休みに庭を見回ったらかなり強く冷たい風が吹いていて、「もしや木枯らし?」と思ったら東京で木枯らし1号との報道。

先週出されていた今週の気温予報は下がっても8℃でしたが、この寒さで8℃のハズないだろうと改めて確認したら、霜注意報が出てました!

例年ならまずパイナップル、次にドラゴンフルーツとパッションフルーツ、その次にシンビジウム、ジャボチカバと最低気温が下がるごとに屋内に取り込んできたのですが、夕方に全植物を一気に屋内に取り込みました。こんなこと、初めてです。

涼しくなってからまいたビートやパクチーは、まだ本葉が数枚程度です。霜が降りたら、生き延びられるかどうか。私の場合は趣味の家庭菜園ですけど、農家さんにとっては死活問題です。異様な高温だけでも大変なのに秋がなくて冬が来るなんて、冬野菜にも相当なダメージだと思われます。
世界各地でこんなんことが起こっているとしたら、食糧自給率が低い日本での食品の価格高騰は、止まることがないフェーズに入るかもしれません。餓死者が出るまえに、家庭菜園・ベランダ菜園を少しづつ普及し、徐々に自給率を高める方向が望ましいと思います。
ウソか本当か確認していませんが、キューバはかつてアメリカに包囲されて輸出入ができなくなり、薬は野草、食糧は農家だけでなく家庭菜園でしのいだそうです(肥料も農薬も買えず、結果として有機農業になったとか)。