地方都市ならでは

料理に使う酢として主に自家製スダチ汁を使っています。
今年も10月から30~60分くらい汁を搾る時間がとれる日だけ収穫して、12月8日に全て収穫しました。16回に分けて採取して、合計は14300gでした。近所のスーパーでは1個100円で売ってました。1個約50gなので、もしも購入していたら、材料だけで28600円です。手間はかかりますが、無農薬100%果汁を年間使えるだけ採れるのはありがたいです。
金柑はまだ熟していないのが残っていますが、既に7kgも収穫しました。知人に差し上げたり半割して冷凍保存しても大量に余ってしまうので、一部を砂糖漬けにしました。汁が上に来るまでは黴びないか心配でしたが、無事に上まで達しました。こうなると発酵しても金柑酒になるだけなので安心です。

今年は温州ミカンも豊作、屋内ではパッションフルーツがなっていて、冬も果物を買わなくて済みそうです。

もう少し庭が広かったら、子供の頃の父の実家のようにニワトリと山羊を飼い、卵と山羊乳と近くで採ってくる魚でタンパク質も自給できるかなと思います。
政府はデジタル田園都市国家構想を進めています。人口を地方に分散させる意味もあるこの政策、せっかくですから無農薬野菜や果物を多くの日本人が自宅で育てられるように義務教育でノーハウを伝え、今起こっているような食品高騰でも自衛でき、地域の生態系の回復にもつながるようにすればと思います。