つくば蜂友会今シーズン最初の会合に参加しました。そこで師匠からショッキングなお話をうかがいました。
師匠は毎年、どこからか群を譲っていただいて、新人だったり蜂群が消えた人も1群は飼えるようにしてくれていました。
ところが今シーズンは、蜂群を提供してくれたお二人から「全滅した。」との連絡があったそうです。
お一人は10年以上コンスタントに3群飼ってこられた方で、もうお一人は人4,5年前くらいから3ヶ所で12群飼ってこられた方とのことでした。
参加したメンバーも、ここ3,4年でミツバチが激減したと感じている農家の方が多いと言ってました。
いったい何が起こっているのでしょう?
下記記事は原因として考えられることを複数挙げていますが、最初に挙げているのがネオニコチノイド系殺虫剤です。ここ3,4年でそれまでにも増して激減、異常行動が増えたのだとしたら、スルホキサフロルの影響かもしれません。川の魚もここ3,4年で、「それまでは釣れなくても魚が見えていたが、見えなくなった。」との声をよく聞きます。
この記事に「日本でミツバチの死骸が最も多いのは、田んぼです。『農薬は、出来るなら使いたくない』農家さんに思いがあっても、斑点米の基準が厳しかったり、ネオニコチノイド系農薬を使わざるを得ないのも事実です。」と書かれています。
斑点米=着色米は原因となるカメムシを駆除しなくても、選別機で自動的に弾いてくれるので、農薬をまかないでも減らせます。しかし農水省が「選別機にかける前に0.1%未満でなければ一等米にしない」という趣旨の法律を作ってしまったために、まかざるを得ない状況になっているそうです。
ネオニコチノイドを使わせるための法律としか見えませんよね。「農水省は消費者や生産者ではなく、農薬メーカーの為に仕事をしている」と陰口を言われても仕方ないと思います。