パクチーの安直栽培

パクチーは東南アジアの料理で多用されているので、暑さに強い野菜と思っている人が多いようです。
実は暑さは苦手です。かといって関東の冬を越せるほど寒さにも強くないので、多くの産地で露地栽培ではなくハウスやトンネルなどの施設栽培をしているようです。

夏の暑さを家庭菜園で対処するのはかなり難しいですが、冬の寒さは何とかなります。
写真の花壇はほとんど日が当たらない所なのですが、「どうせビニールで保温するなら、旺盛に育つ光量は確保できない」と開き直り、秋にパクチーをまいて人参と一緒に冬越しさせました。100均で買ったアーチを挿して、上から透明ゴミ袋をかけて洗濯ばさみとレンガでビニールが飛ばないようにしただけの、いかにも私らしい安直な作りです。

今日からはもう寒の戻りはないとの予報だったので、ビニールを外しました。食べ頃の茎葉がたくさんありました。ありがたくサニーレタスと一緒に生でいただきました。

同じような安直冬越し対策をもう1箇所でもやっているので、夏野菜ができるまではルッコラ、スイスチャード、イタリアンパセリ、サニーレタス、パクチーでサラダは十分賄えそうです。