理工系学生は資産形成に有利

円安が止まらないとニュースで話題ですが、私は円高が止まらない時期に海外経験をして、為替とは何たるかを学びました。
1960年生まれの私は高校2年でアメリカに留学、翌年に帰国しました。
1976~77年、あるいは1977~78年になると思いますが、いずれにしても円高が進んだ期間です。

出典:https://www.smd-am.co.jp/market/ichikawa/2022/10/irepo221021/

円高が進むということは、出国時にドルにした残額を円に戻す時に減額になったということです。かなり痛かったです。。。
この経験で学んだのは、
1)ひとたび外貨に替えたら円に戻さず外貨のままもつ。外貨のままなら、その外貨の価値がこれほど変動はしないだろうから。
2)将来、世界で生きていく気なら外貨でも資産運用すべき。

それで生態学琵琶湖賞を受賞した際は、いただいた額をすべてドルにして、高校留学時に取得したソーシャルセキュリティナンバーを使ってアメリカの銀行に口座開設、琵琶湖賞の賞金は全てドルで貯蓄し、日米の金利差の違いの恩恵を受けて順調に資産が増えました。

著名人がやっているからと資産運用を任せるのは危険と、被害報告が増えてようやくマスコミも取り上げるようになりました。誰かを頼らなくても理系の学生さんなら、何らかのシーンで海外で暮らし、そこに銀行口座を持っている例が多いと思います。それを有効利用すれば、今後何が起こるか分からない日本での資産運用にこだわらないで済むと思います。