ペットボトルと茶こしで作った簡易ベールマン装置に土壌を入れて約3時間放置したら、線虫など、ファーブル実体顕微鏡の倍率では、生きて動いていることから辛うじて存在が確認できた生き物が少なくとも3個体抽出できました。
陶器の漬物容器に2mmメッシュの篩を載せた簡易ツルグレン装置に、土壌が散らないように紙タオルをのせてヘアドライアーで10分加熱したら、ファーブルでしっかり形態が分かる大きさのダニ3個体をゲットできました。
これで実習の数時間で、少なくともウチの土壌なら乾性・湿性どちらの土壌動物も観察可能となりました。
あとは柏キャンパスの土壌で抽出できるかの確認と、2mmメッシュの篩が専攻に4つないので100均で代替を探すこと、その代替篩に合うサイズの容器を見つけることです。
それとファーブルではベールマン装置で抽出するサイズの動物の観察は厳しいので、何とか実体顕微鏡を4つ揃えること(下の写真がファーブルです)。
間に合うか。。