謹賀新年

あけましておめでとうございます。 昨年も多くの方々に助けられ、仕事を進めることができました。 汽水域については、水環境学会に汽水域研究委員会を設立しました。9月に開催したシンポジウムは会場がほぼ満席になる盛況でした。今年も9月に北海道でシンポ…

噴火への備えは万全か?

年末になってインドネシアでは火山噴火によって山体が崩れて津波が発生、多くの犠牲者が出てしまいました。他人事のように思っている日本人がかなり多いと思われますが、日本もインドネシアに勝るとも劣らぬ、火山が多い国であることを忘れてはならないと思…

マラソンにお勧め「美尻トレ」

私は長い距離走っても膝が痛むとか息が上がることは全く無いのですが、太ももが痛くなって30km前後から失速していました。また1kmを全力で走っても自己ベストは5分半くらいと、フルマラソンのラップと1分少々しか違わない遅さでした。 その原因は筋肉不足と…

頼るなら女性

影響力のあるジャーナルに載せたい原稿を仕上げ、いつも使っている英文校閲会社に内容チェックもお願いしたのですが、その会社は希望雑誌に掲載させた実績がなく、コメントもイマイチ。それで米国人の知り合い(女性)に「この論文、重要だと思ったら、論文…

私しか取れないデータを取る!

21年を経て交換する部品さえ無くなってしまった安定同位体比用の質量分析計、年明けにリユース製品を導入できることになりました。山積みになっている20年前のバイカル海綿の試料を測って、異変前と異変後を比較する予定です。 イソシアネートの分析では満足…

二足歩行するエイの動画

以前、「1番だけが知っている」というテレビ番組でさかなクンが、ハナイカというイカが二足歩行で抜き足差し足獲物に近寄り、近づくや隠していた足で獲物をサッと絡め取るシーンを紹介していました。 イカの場合は足というか腕というか、それらしい器官がど…

クリスマスメール

アメリカに留学していた30年前、クリスマスカードは早めに届いてツリーに飾られていましたが、クリスマスメールはイブでさえなく25日のクリスマス当日という習慣もできつつあるようです。昨日は海外の知人から3通、クリスマスメールが届きました。ひとつは…

Merry Christmas !

今日はクリスマス。フランスのリールにいる娘がLINEで、クリスマス市の写真を送ってくれました。生活に溶け込んでる感じが素敵です。 (追伸) 夜景なのに綺麗に撮れてるので「写真の腕あげたね。」と書いたら、「フィルターで加工しているだけ。テクノロジ…

誰でもなる可能性がある化学物質過敏症

テレ朝系のドキュメンタリー番組「テレメンタリー2018」で10月7日に放送された「カナリアたちの叫び」が下記でリンクされていました。番組を見る時間の無い方のために、要約もついています。 http://blog.livedoor.jp/ura_sta/archives/34497663.html もしお…

桐村里沙「日本人はなぜ臭いといわれるのか」

芳香剤と除菌グッズが科学者としては理解不能なまでにもてはやされている日本ですが、予防医学の見地からその問題点をとても分かりやすく解説した好著です。柔軟剤の芳香などでその人本来のにおいをごまかすことは、いわば黄疸や貧血で顔色が悪いのを「みっ…

日本は環境後進国

昨日は柏キャンパスで開講している集中講義「水資源環境論」の最終日でした。私の持論である「水環境から見た場合、日本は少なくとも東アジアで最も環境後進国、そしておそらく世界一環境後進国」を披露し、理由を説明したところ、中国からの留学生さんも含…

次のEurolagは2020年1月ベニスで開催

日本では汽水湖とか海跡湖と言われる湖を、欧米ではLagoonと呼びます。そのLagoonの研究を発表する学会であるEurolagがヨーロッパで2年に一度開かれて、第8回は今年3月にアテネで開かれました。 https://twitter.com/eurolag8 次の第9回についてはまだWeb…

バイカル湖でも御神渡

ロシアの知人がバイカル湖の写真を送ってくれました。まるで諏訪湖の御神渡ですが、タイトルはBaikal iceとそっけなかったので、きっと冬には普通にこうなるのでしょう。 「御神渡」でぐぐると「冬季の寒冷地で、湖面に一部盛り上がった氷堤が見られる現象。…

子供達のランタンアート

つくば学園都市の中心を走る歩行者専用道路「ペデ」で先週末、「つくばランタンアート」が開催されました。このところクリスマスシーズン恒例になっていて、子供達の可愛らしい絵にとても癒やされます。 日曜19時半の終了時には、出品した子供達も回収を手伝…

私達は知らぬまにどれほど化学物質に汚染されているのか

環境ホルモン学会の講演で、日本人がどれくらい非意図的に化学物質を取り込んでいるかの調査報告として、「日本人における化学物質の曝露量について2017」が紹介されていました。 日本の過去の調査と比べて今回の測定値がどうかというコメントが中心でした。…