研究紹介4:陸水中の主要イオンと土地利用の関係

上記の研究は、陸水研の学生さん達が主に研究しています。対象は地下水、河川水、ため池と多岐にわたっています。最近は水質の指標と言えばBOD,CODですが、古い教科書などをみますと、水質と言えばこれらの主要イオンだったようです。その濃度を決めるのも地質とか海からの塩の供給とか自然現象で理解していたようですが、最近はもちろん、人間の影響が絶対的に大きいです。
わずか50年で何がどう変わり、それが土地利用とどういう関係にあるのか、また土地利用と関係があるということは人間の活動と関係あるわけで、それは日変動、季節変動など、活動に応じた変動があると期待されます。
切り口次第で様々な事象の解明に結びつきそうな、そんな期待が持てる研究分野だと思います。