湖沼生態系再生研究会(手賀沼モデル)第2回

6月13日に第1回の様子を書きました表記の会の第2回が、昨日、7月11日に、自然環境専攻講義室で行われました。今回は千葉県立中央博物館の林紀男先生に「沈水植物の生育環境」とのタイトルでご講演いただきました。
海外の沈水植物が繁茂している湖沼では、富栄養化によって異常増殖した藍藻に覆われているケースさえある。当然、透明度は非常に悪い。従って日本でも透明度の悪化が沈水植物が生えない原因ではなく、他の原因があるのではないかというイントロから、実はアメリカザリガニによる捕食が大きかったのではないかとの結論を、数々の実験結果から解説いただきました。
奇しくも私もそう考えていたので、ではどうやってアメリカザリガニを減らせばいいのか考えて、食材として人間が捕食すればいいのではないかとの考えに至り、その為のサーチの途中経過をご報告しました。