いいもの見っけ!種の写真集

キューバ北岸のLaguna de la Lech(直訳すると「牛乳潟」!)における過去6000年の生態系と水文状況の変化」というQuaternary Research誌掲載の論文を読みました。今月末にバイカル湖畔で開かれるシンポジウムで、シベリアの一湖沼における過去5000年の生態系の変化について報告するので、参考にしようと思ったのでした。
シベリアの研究ではロシア人の共同研究者が種子や卵胞子の解析をしてくれました。日本の古陸水学では、花粉や珪藻に比べると、大型植物遺骸を使った環境解析はマイナーです。一方、キューバの論文のように、海外では結構、古環境解析に使われています。
この論文では、種子の同定に使用した文献として、下記のURLを引用していました。
http://geography.berkeley.edu/ProjectsResources/SF_Estuary/Main_Page.html
見ておわかりのように、バークレーの地理学教室のサイトです。うん、うん、やっぱり地理だったと、地理出身の私は単純に嬉しくなりました。