カワヒバリガイ、手賀沼で分布を拡大

11月2日にご紹介した「素敵な宇宙船地球号」、ご覧になりましたか?番組では霞ヶ浦カワヒバリガイについて報道し、「これが首都圏の川に入り、暗渠で繁殖して死亡・腐敗したら、水道水が使えなくなる」と警告していました。

ところで、番組の中で霞ヶ浦カワヒバリガイを調査されていた方が、私のブログの「手賀沼にも既に進入している」との記載を見つけられて、昨日早速調査されたそうです(素早い。。。)。その結果、「確かに湖岸周辺のコンクリート表面や放棄された漁具などにカワヒバリガイが見つかります」ということでした。
私が数ヶ月前に見た時には、第一発見者の方が教えてくださった所にしかいなかったので、一夏でかなり分布が増えたものと思われます。印旛沼流入河川で見つかったナガエツルノゲイトウと合わせて、今後の動向、手賀沼の水環境に与える影響などに注意していきたいと思います。


WANTED:外来種が生態系や水環境にどのような影響を及ぼすか、柏キャンパス周辺は、幸か不幸か、外来種の進入には事欠きませんので、そういう研究をされたい方は是非当研究室にお越しください。