今日27日の陸水研ゼミは、修士1年のレビュー報告が2名。それだけで2時間20分もかかるって、いかにみんな、根ほり葉ほり質問したか、ですね(こわいところだ。。。)。
最近の国際誌3本以上読んでまとめることと指定していたら、二人とも1本は日本語の教科書を読んでいました。国際誌1本と教科書1冊、どっちが大変だったかな?
教員が思ってもいなかった方向に話が進むところが、いつも面白い。除草剤による水草成長阻害を調べてくれたらなあと思っていた学生さんは、全く逆転の発想のテーマを提案してきました(これはもしかしたら特許になるかもしれないので詳細は秘密!)。Casciotti et al.(2002) Measurement of the oxygen isotopic composition of nitrate in seawater and freshwater using the denitrifer method(脱窒菌を使った淡水・海水中硝酸の酸素同位体比の測定)の紹介では、「これって脱窒菌の培養のとこ、何とかしたいですね」「乾燥して保存できて、使うときだけ元に戻すみたいなの作れたらいいですね」「起こすのが難しいらしいですよ。寝かせるところより」「それって、私やってみたい!」「Snow-whiteプロジェクトですか。。。」
三人いれば文殊の知恵、ましてやここは総勢8名、いろんな分野から来ています。みんながこのプロジェクトのこといつも気にかけていたら、ホッとアイディアが出てくるかも。