メタゲノムのシンポジウムat つくば

モンスーンアジアにおける農業環境問題と研究の課題」と題されたシンポジウムが 2009年10月5日(月)〜7日(水)に、つくば国際会議場エポカルつくば) で開催されます。参加費は無料。
その中でも「【ワークショップ−5】農業研究におけるメタゲノミクスの展望」は、窒素飽和・流出にも応用できる手法ではないかと思いました。以下はプログラムです。

口頭発表(招待講演)
10月6日(火) 9:00-17:00
作物に共生する微生物群集の包括的な理解に向けて:根粒着生変異と窒素施肥によるダイズ共生微生物群変化
南澤 究 (東北大学大学院)
環境保全型作物生産に貢献する水田土壌の脱窒細菌群集の解析
妹尾啓史 (東京大学大学院)
イネ根及び根圏に生息する細菌・古細菌叢の構造と機能
Yahai Lu(中国農業大学、中国)
土壌抽出核酸を用いた土壌微生物の多様性と機能の解析
藤井 毅((独)農業環境技術研究所
窒素固定根粒菌群におけるTonB依存レセプターの分布
Boon Leong Lim (香港大学、 香港)
作物病害抑止土壌のメタゲノム解析
Jan Dirk van Elsas (グローニンゲン大学、 オランダ)
網羅的に機能遺伝子を固定化したマイクロアレイによるメタゲノム解析
Jizhong Zhou (オクラホマ大学、 アメリカ)
メタゲノミクスによるヒト腸内細菌叢の機能解明
服部正平 (東京大学大学院)
根圏土壌微生物相のメタゲノム解析
海野祐介, 信濃卓郎 (北海道農業研究センター)
テラゲノム:標準土壌メタゲノムの完全配列解析のための国際公共コンソーシアム
Pascal Simonet (リヨン大学、 フランス)
パイロシークエンシングによる土壌微生物の多様性解析
Eric W. Triplett (フロリダ大学アメリカ)

10月7日(水) 9:00-12:00
水田土壌中のメタン生成古細菌群集構造は安定しているが代謝活性は変動する
渡邉健史(名古屋大学大学院)
初成土壌生態系の遺伝子解析:三宅島2000年噴火堆積物の微生物群集と物質代謝を考える
太田寛行(茨城大学
土壌特異的に発現する環境細菌遺伝子の解析
津田雅孝(東北大学大学院)
土壌中でのPCB分解菌の遺伝子発現
福田雅夫(長岡技術科学大学