11日の陸水ゼミは、T君の学位論文中間審査会の発表練習でした。本番は明後日の13日と中1日しかないのですが、自分でも「ここまで言うか」と呆れるくらい、徹底的に不備を指摘しました。これから研究者として生きていくなら、その原点が学位論文ですから。
そう言えば私の指導教員だったK先生も論文指導は大層厳しく、「この先生を説得したら世界が納得するよ」といつも思ってました。実際、共著で投稿する原稿を、あんた査読者?くらい徹底的に批判され、先生のOKを得た論文は、Limnology and Oceanographyだってスンナリ通りました。
やたら厳しかったK先生の心情が、ようやく分かった気がします。