アカザ

4月25日にご紹介した小寺さんの青空農場に行くと、いろんなことが学べました。葱坊主をそのまま地面に接触させておくことで芽生えたネギは強いとか、草は根こそぎにするのではなく、根を残しておくと土がよくなるとか。
菜の花がきれいな季節にいくと、「だから菜っ葉類が食べれないでしょう?そんなときは、神様はよくしてくれているもので、ちゃんと野草を用意してくれてるんですよ」とアカザを紹介してくれました。
「だまされたと思って、お味噌汁にいれてみなさい。え?これ一体何?と思うほどおいしいから」
本当に、だまされたと思って召し上がってみてください。まずはお味噌汁がよいと思います。見た目は下の写真のように、いかにも雑草ですけど。

小寺さんには他にもスベリヒユが食べれると教えていただきましたが、私も自力でいろいろ探して、この季節のドクダミの葉のおひたしを、酢醤油と鰹節をかけて食べるのがマイベストになっています。ちなみに夏の盛りにふたたび葉物が少なくなったときは、カボチャの若い葉を茹でるとおいしくいただけます。韓国の釜山で刺身を食べに行ったら、有名なそのお店では茹でたカボチャの葉を刺身に巻いて食べていました。こうするとビタミンを補うことができるんだそうです。