水草分布調査法

28日午前は、M1のA君に産業技術総合研究所に来てもらい、かつてROVの仕事を一緒にさせていただいた方から、サイドスキャンソナーの話をうかがいました。海草藻場の分布調査用に開発したROVは、サンゴ礁のように大きな船が入れないところでも漁船で調査できるというコンセプトで作りました。でもオーバーホールでメーカーに送り出したりしているうちに、こんな重いの、二人で湯ノ湖とか中禅寺湖とか、山奥の湖沼の調査に持って行くのは無理ではないかという気になってきました。
今回見せていただいたサイドスキャンソナーは、私でも軽く持ち運びできます。舷側に湖底するのでGPSで位置を決めることができます。映像も湖底にできた砂蓮まで見えて、これならいけるかも、と思いました。
サイドスキャンソナーでいる・いないを大体見て、いるところには水中カメラを垂直に落として、これは本当に水草だ!ということになったら採草器を降ろして採集する、という感じかなぁ。水草が生える時期などを考えると、今年の湯の湖調査は7月と9月しかできそうになく、7月試用、9月本調査というスケジュールで準備を進める必要があります。A君、相当忙しくなりそうです。