シックハウス症候群や化学物質過敏症など、有害化学物質による健康被害者への支援活動をしている京都カナリヤ会の方から、6月12日付毎日新聞に表記の記事が掲載されていたとメールで教えていただきました。そのメールには「脳脊髄液減少症も、その苦痛が広く知られるようになって健保適用となりますように願っています。」とありました。
脳脊髄液減少症も「医学的に統一した見解が確立されていない」として健保の適用を原則認められていませんでした。化学物質過敏症同様に、個人差の大きい後遺症ですが、これが追い風になって社会的な認知が進んでくれればと思います。
以下、毎日新聞記事http://mainichi.jp/select/science/news/20090612ddm001040003000c.htmlの冒頭です。
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化学物質過敏症:治療に健保適用、70万人救済に道 10月から病名登録
電子カルテシステムや電子化診療報酬請求書(レセプト)で使われる病名リストに、「化学物質過敏症(CS)」が新たに登録されることが11日分かった。10月1日付で厚生労働省と経済産業省の外郭団体・財団法人医療情報システム開発センター(東京都文京区)が改訂を予定している。国が公式にCSの存在を認めるのは初めて。健康保険で扱われる病名はこのリストに連動しており、改訂されれば、自己負担が原則だったCS治療に健保が適用されるため、推定約70万人とされる患者救済の大きな一歩となる。【宍戸護、田村佳子、河内敏康】