怒濤の1週間

宍道湖ではここ数年、ヤマトシジミ漁獲量が激減しています。平行してアオコの発生に加えて沈水植物が復活、シジミ漁場の悪化をもたらすのではと心配されています。
宍道湖のような汽水湖(海水と淡水が混じった湖)では、環境の管理目標として望ましい塩分を定めるべきではないかと、30年間にわたる汽水湖研究を踏まえて提案しています。
ではどのような塩分が望ましいかを総合的に研究するために応募した助成のヒアリングが月曜日、火曜日に内定が来て共同研究者に連絡しつつ、アサザが植栽された堆積物に関する学会発表の準備。水曜日に発表、そして本日は6講演からなるセッションの座長を務め、先ほどセッション報告原稿を書き終えました。
一山越えてもホッとする余裕はなく、週末は家事に加え(息子が友達を連れて帰省するのでいつもより家事量が増える)、代理を頼んだロンドンのPlanet Under Pressureの発表原稿作り(原発とダムについて世界に問題提起します)と、湖沼・海洋の窒素循環研究の課題に関する発表の準備。一方で、○○氏へのインタビューに備えて、質問事項のリストアップもしなければ。このインタビュー記事は夏に発表される予定ですが「絶対に」誰もがあっと驚く方です。お楽しみに。