両方採択されました

今年度の競争的資金は2件応募したところ、どちらも採択されました。
ひとつはバイカル湖研究で、落ちてもロシア側の先生のご厚意で研究は続けられる予定でした。幸いにも4年分の予算がついたので、この機会に過去の日露共同研究の成果も踏まえて、総合的な検討を行いたいと思います。
もうひとつは所属する学会の大会資金で、申請額の3分の1に減額されていましたが、非会員の先生方をシンポジウムの演者にお招きできることになりました。
あと半年後の10月に、来年度の競争的資金の主な公募が始まります。今後4年間続くバイカル湖だけでも研究テーマとしては十分なので、2、3回落ちるのは覚悟で、宍道湖研究の後進が活躍できるような大型プロジェクトを提案しようと思います。今走っている宍道湖プロジェクトを支えてくれている若手のおひとりは、私が1990年代に展開した宍道湖のプロジェクトに、学部生の頃から参加してくださっていました。次期大型プロジェクトでも同様に、修論D論と5年間、数名の学生さんに関わってもらえるようにしたいと思います。