昨日公表された 「平成26年漁業・養殖業生産統計」で、島根県のヤマトシジミ漁獲量が青森県を抜き、全国1位を奪還しました。これはおととしの温暖期に高塩分になったことで宍道湖のアオコや水草の繁茂が抑えられ、魚介類の餌として好適な珪藻類が増えたことが原因と考えられています。
おととし高塩分になったのは気象条件によるもので、まさに運を天に任せているようなものです。メカニズムが明らかになった以上、どうすれば最適なコントロールができるのか知恵を使う必要があるでしょう。天は自ら助くる者を助く、と言いますから。