東大、世界大学ランキングでアジア首位から転落

東大が世界の大学評価ランキングでシンガポール大学北京大学に抜かれ、アジア首位から転落しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151001/k10010254801000.html
このところ東大では頻繁に、疑惑や不祥事が起こっているように感じます。
2014年はJ-ADNIのデータ改竄疑惑が報道されました(第三者委員会は改竄は認めず、「研究の指揮管理体制の不備で混乱が生じた」と結論)。
2015年も深刻な不祥事が複数公表されいます。
3月6日 政策ビジョン研究センター秋山昌範教授(詐欺罪で起訴)を懲戒解雇処分。
3月23日 分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授らのグループによる論文不正にかかわった3人について、授与した博士号を取り消し。学位取り消しは創学以来3件目だが、一度に複数の学位が取り消されたのは初めて。

こういった深刻な事態に陥る前に、教員同士で指摘し合って未然に防止しようという雰囲気になりにくい(むしろ隠蔽を推進する方に傾く)体制に今の東大は陥っているのではないかと、所属する専攻で直面している問題を通じて考えるようになりました。こんなことでは世界で通用しなくなるに違いないと思っていたところでした。