異なる「常識」

新聞の新刊書広告に下記を見つけました。
○期待される人の仕事のやり方は?
→目的から逆算して仕事をする(惜しい人は、言われたことをそのままやる)。
○結果的にムダが少ないのは?
→「計画」と「確認」を大事にする(惜しい人は、やみくもな「行動」で空回りする)。
これって当たり前のことにしか見えなくて、どうしてこういう内容が「売り」になるような本が今更出版されるのか理解できませんでした。
この本のタイトルには「入社1年目から差がついていた!」との枕詞がついています。大学生や入社数年目くらいをターゲットにしていると思われますが、卒論などでそういった指導を受けていない人が多いのかもしれません。少なくとも私の修論指導では、上記は研究の仕方として必ず指導します。
私にとって常識と思うことが必ずしもそうではないということだと思います。でもそれは私が間違っていたということではありません。同様に、専攻基幹教授(以下、専攻)と私とで「常識」と思うことが全く異なっているのは、必ずしも私が間違っているのではなく、専攻に思い違いがある可能性もあるわけです。
専攻は自分達が非常識である可能性を一切考えず、私が誹謗中傷を行ったと断じたあげく、報復として、私が指導していた博士3年の学生を別の教員に指導教員を変更させたあげく一切指導をしない、新規に学生を取らせない(ならば入試案内書から名前を外すよう依頼しても応じず)、専攻のホームページで正規の教員である私のホームページのリンクを断つなど、信じがたい措置を2年も行っています。このような措置を行うこともまた非常識であるとも考えていないようです。なるべく事を荒立てたくないと思っていましたが、この専攻で何があったのか、それに対する私の行為が専攻が主張するように誹謗中傷なのか、広く世間に問わないと埒があかないのかもしれないと思い始めています。
(補足)
下記が私のホームページへのリンクを断っている、専攻の教員紹介ページです。
http://www.nenv.k.u-tokyo.ac.jp/about/about_teacher/35.html