表記のシンポジウムが2016年3月12日(土)、都内で開催されます。詳細は下記、参加希望の方はファクス(03-5368-2736)かメール(kokumin-kaigiアットsyd.odn.ne.jp)でご連絡下さい、とのことです。
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隣の家から毎日のように流れてくる洗濯物の臭いが耐えられない。電車の中ですれ違う香料のきつい臭いで具合が悪くなるなど、近年、香りつき柔軟剤などのにおい製品に苦しんでいる人が増えています。最近のにおいブームはエスカレートする一方で、動くたびにマジックビーズがはじけて香りがアップするなど、アロマカプセルに香りを閉じ込める製品も出てきました。それらのにおいは心地よいと感じる人がいる一方で、苦しいと感じる人の被害は深刻で、国民生活センタ―に寄せられる被害届も増えています。
香料だけでなく色々な化学物質の関与も疑われますが、その原因物質はまだ明らかではなく抜本的な対策も講じられていません。今回のシンポジウムでは、におい問題に詳しく、東京理科大学でも化学物質対策に尽力されてこられた安原昭夫先生と、柔軟剤から揮発する化学物質について研究をされている名城大学の神野透人先生にお話をうかがいます。この講演会は地球環境基金の助成を受けて実施されます。
日時:2016年3月12日(土) 午後1:30〜4:30
会場:連合会館402会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
資料代:1000円(会員500円)
1:30〜1:40 開会あいさつ
1:40〜2:30 「においと化学物質」
安原昭夫氏(元国立環境研究所・東京理科大理工学部)
2:30〜3:20 「柔軟剤から揮発する化学物質」
神野透人氏(名城大学薬学部教授)
3:20〜3:30 休憩
3:30〜4:00 柔軟剤・着香製品のにおい被害者からの報告
4:00〜4:25 質疑応答・自由討議
4:25〜4:30 閉会あいさつ
☆講演題目は変更される場合があります。
20160312 香料学習会チラシ.pdf