柔軟剤には死に至るかもしれない成分が含まれている

週刊㓛曜日2023年4月7日号の特集は香害。

前々から関心があって情報はフォローしてきたのですが、初めて知ることもあって驚きました。
ひとつは、EUで香料の規制が進んだ時期に、日本で香料入り柔軟剤市場が拡大した点(13~14ページ)。某除草剤を彷彿とさせました。
柔軟剤の香り成分によく使われる物質のGHS絵表示も示されてました(15ページ。)厚労省がこういった分かりやすい絵表示を作っていることに驚きました。この絵表示に従えば、急性毒性、発癌性、生食毒性、死に至る可能性などを示す図がすべての主要香料成分についていました(下のサイトにあるドクロ・感嘆符・健康有害性マーク)。

職場のあんぜんサイト:化学物質:GHSのシンボルと名称

こういった絵表示を作っておきながら、柔軟剤のパッケージに示すことが義務化されてないのは、消費者の健康を軽視しているからだと思いました。
これで3日連続、「これは今日の記事にせねば。」と思わせる飛び込み情報は全て化学物質関係でした。1970年代の公害列島時代は日本の環境が劣悪であることが国民に認識されていたのですけど、今は内外ともに多くの人が「日本は環境先進国」とのデマにダマされていて、公害列島時代よりたちが悪いです。疲れました。。