アマガエル

我が家には数年前までアマガエルが住んでいました。一代で10年以上も生きるとは思えないので、きっと近くの水辺で育ってから我が家までたどりつくを繰り返していたのだと思います。寝屋川(大阪府)の実家でも、両親が引き払うまでずっとアマガエルが住んでいました。
カエルは化学物質の影響を受けやすいと言われています(例えば下記)。
http://kaerutanteidan.jp/index.php/2014-03-27-18-05-50/2014-03-29-07-29-20
かねてよりアマガエルを使って化学物質汚染を検知できないかと考えていました。アマガエルならどこにでもいると思っていたからです。上記リンクでは「環境のカナリア」と表現しています。
しかし自宅にいなくなる(ということは近所でオタマジャクシが成長できる場所がなくなる)事態となり、どうも日本ではアマガエルもメダカのように絶滅危惧種になるんじゃないかと心配になりました。それで元旦に決める今年の目標のひとつを、アマガエルの飼育に挑戦、としました。
GWに入ってつくばでも田植えが始まり、水田は湛水しています。もうしばらくしたら親のアマガエルとオタマジャクシの双方を取りに行って、なるべく手をかけない飼育法を検討しようと思います。少なくとも親カエルは自宅に何年も住んでいたので、親カエルが自宅で産卵し、そのオタマジャクシが親にまで成長できる場を整えればOKということになります。池などを掘らずに繁殖できる簡単な方法があれば、アマガエルが絶滅危惧種になることなく、環境のカナリアとして機能してくれることと思います。