9月は安全勉強月間

クロスアポイントメント制度で産総研での研究を再開して2年目。
研究内容が拡大するにつれ、必要な資格や受けなきゃならない講義が増え、9月に集中してしまいました。
危険物関係が午前午後に分けて1日6時間が2日、高圧ガス関係が午前午後に分けて1日3時間が1日。そして資格試験が関東の某大学で丸一日。
忙しい中で大変ではありますが、ヒ素・水銀の廃液を流しに捨てるような教員が、こともあろうに環境安全委員を務める東大よりは、これくらい徹底している方が身の危険を感じないで済むというものです。
東大に移って10年以上経っても産総研の方が居心地がいい理由のひとつが、安全管理に対する姿勢の違いです。私が経験したことと、それが他大学ではどのように対処されているかを比較した結果から、東大は安全管理が甘いと言われる大学の中でも最悪と言えます。他大学だったら、ヒ素・水銀の廃液を流しに捨てても全くお咎め無し、逆にその事実を指摘した教員に講義や学生指導をさせず、指導していた学生のテーマまで変えさせて他の教員に指導させるなんて、あり得ないことです(学生の人権を無視したこの処置については、自然環境学専攻に固有の学生軽視の現れかもしれませんが)。
(追伸)
全然関係ないですが、ジャズミュージシャン日野皓正氏が演奏中に中学生に暴行した事件について、ジャズミュージシャンからのコメントを同じ「はてな」ブログで見つけました。「逸脱」(出る杭)に冷たい日本人の習性がジャズでもはびこっているのだとすると、残念ですね。
http://k-yahata.hatenablog.com/archive/2017/08/31