受け継ぐ

写真は曾祖父81歳のときの肖像画です。江戸時代生まれで、この絵が描かれた1950年代になってもまだ、「写真を撮ると魂が吸い取られる」と固く信じていて、写真は一切ありません。曾祖父の画像はこれが唯一です。そんな曾祖父でしたから、父が「じいさんが言うには。。。」と話す内容は、江戸から明治初期の日本の庶民の生活になります。
江戸末期から平成の今まで、この国は歴史が始まって以来最大といってよいくらい、大きく変化したと思います。そんな変化の荒波の中で、先祖が代々家族を守って来てくれたからこそ、今の山室家があります。ありがたいことだと思います。
みなさまとご家族が健やかに新年をお迎えになりますように。