アメリカで編集されている世界の大学ランキングに「コンピューターサイエンス」のランキングがあります。
https://www.usnews.com/education/best-global-universities/computer-science
トップ10のうち5大学がアメリカなのはさもありなんですが、中国が3大学入っている上にトップも中国の清華大学、残り2大学がシンガポール。アジア勢、スゴイ!
かたや日本の大学はどうかと言えば、東大が91位でやっと現れるという不甲斐なさ。90位までに台湾やマレーシアの大学も入っているというのに。
これからの社会ではAIも含め、コンピューターサイエンスが世界を変えていく大きな柱であることに異論はないと思います。大学では役に立つ研究だけされているわけではありませんが、人間の在り方までも変えるかもしれない事象を扱う部署がトップクラスではないというのは、日本の大学人が全体として、世界の先を読もうとする気風を失っているからではないかとも思われます。
今回の記事で、日本の大学の風土に染まっていたら世界では勝負できないと、改めて思いました(2018年1月14日記事参照)。